保育園で働く看護師の役割【メリット・デメリットについて】

私は看護師を長年していますが保育園で看護師が働いているなんて知りませんでした。

今回は保育園で働く看護師さんの業務についてお話しさせていただきます。

保育園の看護師

保育園とは職業を持つ親の子供を預かるところです。

自治体の公認、未公認などたくさんあります。地域によっては待機児童が〇〇人などと問題報道をよく耳にしますね。

では、保育園の看護師は実際にどんな業務をしているのでしょうか。

保育園では当たり前ですが子供が対象です。0歳児からと小さいお子さんも少なくありません。保育園の看護師になるにはなによりも子供が好きであるということがあげられます。さらに小児科などの臨床経験もあるとさらに良いですね。そして、自分自身に子育ての経験がなくても保育園の看護師業務は問題ないと思います。

たまたまですが保育園で働いている看護師さんと知り合うことができたので、参考に声を聞くことができましたのでご紹介したいと思います。

保育園に実際に勤務してい看護師さんの声

Aさん 看護師歴15年、総合病院の外科病棟や手術室、老健などの勤務を経験して結婚を機に退職。近所の小児科クリニックに勤務。

その後たまたま子供ができたときのことを考えて保育園のことを調べていくうちに保育園の看護師について知り現在は車で20分くらいの保育園で看護師として働く。

「保育士さんの中に一人だけ看護師ということで最初は孤独感を感じました。子育ての経験がなく大勢の小さな子供達を見ているうちに転職したのはいいが正直やっていけるかなと感じたことは少なくありません。しかし保育士さんとコミュニケーションが取れてきたり園児のお母さんたちに健康相談をされたりして自分の立場として確立が持て今はすごく楽しく勤務しています」

いかがでしょうか?生き生きと働く姿が想像できますね。

保育園看護師の大変なところ 仕事内容について

子供達も保育中にいろいろなことが起きることがあります。例えば朝はなんともなかったのに午後になって急に熱が出てしまった、転んで頭をぶつけてしまった、嘔吐を繰り返すなど体調を崩したり怪我をすることもたくさんあります。

そのとき看護師としてどうすれば良いか?アセスメント力が問われます。医療機関なら医師やたのスタッフがいて協力が得られます。保育園では自分一人です。保育士さんもいますが医療者は自分しかいません。こんなときはやはり臨床経験があるといいですね。

また園児たちの母親たちとの関係も良好でないといけませんね。やはり長けたコミュニケーション能力もあったほうが良いと思います。

先ほどもAさんのところでもご紹介いたしましたが予想以上に孤立感、不安感、戸惑い、保育士さんとの人間関係に悩んだという保育園の看護師さんもいました。

でも人間関係なんてどんな職業、どんな職場でもついて回るのでなんとか克服できればいいですね。

保育園看護師の業務の特徴とメリット・デメリット

まず保育士さんたちのサポートが必要です。園児の身体のことについて相談されることが多いと思います。

看護師は内科的な病気のことを焦点にすると思いますが健康な子供たちを病気にしない看護も要求されます。そして毎日の仕事は子供達の健康を守ることになります。責任はすごく重い仕事です。

ですが、保育園の看護師として働くメリットとしては夜勤がなく結婚、出産しても比較的この仕事を続けやすいこと、育児や子育ての勉強や参考になること、育児や子育ての経験がある看護師さんなら逆にそれらが仕事に生かされたりプラスになるでしょう。

また楽しい行事もたくさんあり楽しく園児たちと時間が過ごせたりその中で自分がサポートしているからこそという気持ちが持てた時、非常にやりがいのある保育園看護師の業務です。

ただ、看護師としての技術はあまり使うことがないため、保育園看護師になった場合は看護師としての技術はダウンしてしまうでしょう。また、子供と接する必要がありますので、子育て育児についても学ぶ必要があります。親御さんや保育士さんとの人間関係もうまくやっていく必要がありますね。子供と接するのが好きな方にはやはり適しています。

保育園の看護師になるには?求人情報

上記の通り、保育園の看護師さんはやはり夜勤がなく拘束時間が短いというのがメリットです。仕事も家庭も両立させたい看護師さんにはおすすめの進路ですね。また、夜勤がない割には給料が高いという評判も聞きます。

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